けめこの綴り帳

不良ばぁばの胸のうち

老人と子ども

秋田県仙北市の市長さんは

2021年初当選の52歳なんやけど

「80歳のお祝い金を配るのをやめて子育て支援に使おう」

という案を出したんやけど

反対多数で廃案になったそうで……

市議15人の年齢は70代が7人、60代が4人、後の4人は55、47、45、32

反対理由は「老人のささやかな幸せを奪うのか。人生の先輩に対する敬愛の気持ちがあれば祝い金は努力して生み出せる金額だ」

だそうです。

高齢者も子どももどちらも大事です。

しかし、この背景には少子化人口減と言う課題があってのこと。

今取り組むべき問題の優先順位からすれば少子化問題は緊急課題です

今いる若者を繋ぎとめるにも、新しく若者を呼び寄せるにも

子育て支援が充実しているかは重要項目なのかもしれません

それって本当は悲しいことですけれど…

 

もはや少子高齢化は国全体で考える事であって

地方の財源による支援云々では解決できないように思います

「子は宝」

子どもや若い子育て世代を高齢者全員で応援できるのが理想

そのためには高齢者の老後が豊かで充実しているのが前提条件

今は誰もが自分のことで精一杯

それもまた悲しいことですけれど…

 

さて

酷暑やら台風やら雹やら大雨やら雷やら

日本国中騒がしいです

では

おやすみなさい