けめこの綴り帳

不良ばぁばの胸のうち

過疎地

【またの名を桃源郷という】

昼のニュースでチラッと耳にしたのだけど

全国の市町村の半分以上が過疎地になったとか。

私の住む県は言わずと知れた少子高齢化の県で

最も過疎化が進む県のワースト3に入ります

若者は、働く場所がない、遊ぶ場所がないと言いますが

都会と比較していては故郷の良さが見えるはずもありません

とても不思議に思うのです

なぜみんな同じになろうとするのでしょうか

各県それぞれに得意分野があるはずなんです

わが県は米どころです

海も川も山も湖もたくさんあります

温泉も多く有名な秘湯もあります

冬は雪が降りスキー場では国際大会も開催されます

主要産業が何かといえばやはり農業です

食の台所なんですよ

可能性として一大農業県になれるはずなんです

農家として十分にやっていけるだけの土台があれば

これほど重要で魅力的な仕事はないと思います

全国民の胃袋を満たす

しかも農薬や化学肥料を使わない安心安全な作物

それを看板にするれば信用というブランドになります

これからの時代は本物が生き残ります

安ければいい

今だけよければいい

自分だけよければいい

そんな現在の世相や常識からいち早く抜け出し

この東北の地だからこそ出来ることを模索する

人と違うことをしてみる

それしかないのじゃないかな

だって足並みそろえた結果が人口減で過疎

だいたい食料自給率40%とか言ってる暇があったら

農地を耕して作物を作れ、と言いたい

 

しかし考えようによっては人間が減って自然が甦って

未開の地とか秘境になるのもいいかも

 

人が多ければ良いというのではなく

そこにいる人が元気でおおらかで豊かで

笑って助け合って幸せに暮らしている

それがいいよね