けめこの綴り帳

不良ばぁばの胸のうち

バスケの話

【あきらめない限り終わらない】

今、漫画の「スラムダンク」を読み返しているんですが、これは単なるスポーツ漫画というよりも、人生の指南書みたいなもので、随所に深い言葉が置かれています。

有名なのは、安西先生の「あきらめたらそこで試合終了だよ」ですね。

 

私事ですが、わたしの人生はバスケと共にあったようなもので、10歳から50歳までの約40年間いろんな形でバスケに関わってきました。

38歳で挑戦し50歳で引退した審判という仕事。

言葉では言い表せないほど、濃密で充実した13年間でした。無我夢中ですね。

引退して間もなく、若い審判が声をかけてくれました。

「あなたの審判を見て自分も頑張ろうと思って審判を志しました」

あ、誤解なきよう。私は劣等生もいいとこでダメダメの見本みたいな審判でした😅

でもね、年のいったオバチャンだからってあきらめたくなかったんです。

私を指導してくれた師匠の口癖が「あきらめたら終わりだぞ!」😅

その度に「安西先生かよ😒」と突っ込むというね😅

 

何が言いたいのかというと…

頑張っている人のことは、必ず誰かが見ているという事。

頑張っている本人の気づかぬところで、誰かの力になっているという事。

 

誰かに応援してもらおうとか、自分をもっとアピールしようとか

それも大事ですね。

でも、わき目も振らず一心に何かに打ち込んでいる人には、おのずと応援したくなる人が現れる。そう思うのですが……。

古い考えですかね。

 

スラムダンク」が発行されたのは2001年です。

改めて読むと花道は素直で純粋で一途で負けず嫌いの熱い男でした😆

花道の決まり文句「天才ですから」は呪文ですね。

主人公は桜木花道ですが、どのキャラクターも魅かれます。

なぜこんなに魅かれるんだろう。

不思議な漫画です。