けめこの綴り帳

不良ばぁばの胸のうち

言葉を紡ぐ者

瀬戸内寂聴さんが亡くなりましたね

寂聴説法のテープがわが家にもありまして

その節はお世話になったものです😆

小説は1つも読んでいません

小説家として魅かれるものはなかったのでしょうね

傍目から見ても波瀾万丈の人生

99年の旅を終えてゆく先には

懐かしい人々が笑顔で待っているのかしらね

合掌

 

私が憧れる作家は、向田邦子さん

51歳の若さで飛行機事故で亡くなりました

脚本家、小説家、エッセイスト

彼女の残した作品に魅かれるのは

彼女だからこそ、彼女にしか書けない作品だからです

つまり、向田邦子という人間そのものが

人の心を惹きつけてやまなかったのです

彼女の訃報に多くの人が言葉を失ったと聞きます

直木賞を受賞して間もなくの事です

もう40年経ちますが

多くの作品も彼女の人物像も色褪せることはありません

向田邦子さんの生きた足跡を辿ると

もしかしたらね…これは私の持論…

彼女なら、突然の死も潔く受け入れたのではないかと。

彼女だからこそ、このような最期を与えられたのではないかと。

 

人間はいつ死ぬかわからない

いつ死んでもいいは

いつ死んでもいいように生きること

だから毎日問うてみる

自分に正直であったかと

 

物書きが残すのは『言葉』

心に残る言葉を紡ぎたいものです

おやすみなさい🌙