けめこの綴り帳

不良ばぁばの胸のうち

釈迦との対話

こんな狂った世の中で

怒りや悲しみや苦しみを叫んでも

神や仏はいるのだろうか

いや、神や仏は救ってくれるのだろうか

 

釈迦は

「人生は苦である」

「苦悩の原因は自我欲望である」

「欲望執着をしかるべく抑制すれば苦を乗り越えられる」

「そのための八つの正しい実践の道がある」

と言います

これは『四諦』という四つの真理です

 

世の中には先人の残した教えがあり、説法があり、生きるヒントは溢れています

それを手に入れた時は救われたと思うでしょう

しかし、それだけでは悟りもしなければ救われもしない

最も肝心なことは『実践する』ことなのですから。

釈迦の残したものが救ってくれるのではなく

釈迦と同じことを自らがすることで自らを救う

(同じことなんてできないですよね😓)

正しい実践の道『八正道』

道というからには「自ら歩いて行く」という事です

 

釈迦は「わたしの言うことを聞きなさい」と言っているわけではない。

ただ、悟りを開いた者の役目を全うしただけ、わたしはそう思う。

だから、有難く説法を聴くだけでもいい

でも、実践しない限りその有難味はわからないはず

どうでもいいですけど……とどのつまり

(神や仏が苦しみから救ってくれる)

(狂った世の中を神や仏がどうにかしてくれる)

な~んてのは、ないです

自分を変えるのは自分

世の中を変えるのは変えようとする人たちだけです。

 

釈迦の臨終の言葉は

「すべては移り変わるものである。怠ることなく実践せよ」