けめこの綴り帳

不良ばぁばの胸のうち

第2の人生

【拾ったかけらを繋ぐのだ】

今日はちょっとセンチメンタル

叶えられなかった夢のかけらを拾うようで…

 

知り合いの65歳の男性

定年を前に退職をして移住を決めました

生まれた地を離れて高知県に骨をうずめるそうです

この話を聞いて心底羨ましくなりました

実際に住む場所を変えるということ以上に

生き方を変えることを選択し実行することで彼の未来が希望に満ち溢れるであろうことが、羨ましいのです

羨ましいのは、私にはそれが出来ないからです

そうしたいのに出来ない理由を探してしまうから、苦しくなります

 

かつての夢は、外交官でした

幼い頃の夢は、遊牧民でした

若い頃の夢は、旅行家でした

国内のみならず全世界を飛び回るのが私の夢でした

宿無し、根無し草、無鉄砲、気まぐれトンボ

そんな夢のような人生はやっぱり夢で終わってしまったなぁ😭

 

創業88年の家業を継ぐということは、この地に根を張るということ

今更ながら、私には自由はないのだと思ってしまった💦

行きたい時に行きたい所へ行き心ゆく迄いる、という自由ですよ

なので、廃業するか引退するまで私の夢はお預けということです

あれ、夢をあきらめてはいないようです😅

でも、職人家業も面白くなってきたし

死ぬまで職人してるかもしれんなぁ😅

 

とりとめのない話になってしまいました

20代の頃、野放しにしていたらどこに飛んで行って何をしでかすか分からない、と親を心配させた馬鹿娘が、今こうしてオトナシクしている不思議😅

65歳の男性はギター仲間です

彼の英断に心がざわつく夜です

おやすみなさい🌙