「品がある」は最高級のほめ言葉だと思うのだが
昨今は、品のある人はめったにお目にかからない
下品だなと思うひとつに「露骨」がある
何もかも「あからさま」すぎるのだ
包み隠さず表現することが美徳であるかのように
例えばエロスの世界
素っ裸よりもチラ見せのほうがそそるのは
そこに見る側の想像の余地があるからで
わたしの全てを見てでは押し付けでしかない
品は、外見や所有物や肩書や立場で与えられるものではなく
何人であろうと漂うものであり
控え目であっても匂いたつもの
それこそ「気品」
あなたをもっと知りたい
そう思わせる「品格」
品は作るものではなく備わるもの
せめて下品と言われないように心したいものです
おやすみなさい🌙