けめこの綴り帳

不良ばぁばの胸のうち

よく考えよう

昔々、株をやっていたことがあって

20代のほんの短い期間に大儲けと大損を経験して

30代40代は超低リスク低リターンの投資をしていましたが

今はひと銘柄だけを残すのみです

今、国はNISAで投資を推奨していますが

私が懸念しているのは

収入の少ない人がなけなしのお金を投資に賭けることです

投資は元々余裕資金でやるものです

確かに銘柄によっては毎月数万円の配当が出るものもあります

うまくやれば生活資金の助けにはなります

確かに投資は企業を応援し経済を回すという役目があります

気を付けたいのは

投資をすることで生じるストレスだと思います

まず何を買うか。

たいていは証券会社や銀行のおススメかもしれませんね

そして肝心なのが、いつ売るか。

これ、証券会社や銀行は教えてくれません

つまり、なぜ損をしない人がいるのかと言えば

毎日毎秒、四季報を読み新聞を読み経済や政治や世界情勢を分析しているからです

売ったり買ったりが日常かもしれません

はっきり言えば、素人がやるものではない、と思うんです

でも、昔と今では違うのかな

でも、放っておけばお金が増える、というのは危険です

お金が減る、という覚悟も必要だと思います

今は収入も少ない、預金の利息も少ない

宝くじ買う?馬券買う?パチンコに通う?

投資も賭け事と同じかもしれない

だって、その企業の業績が悪化するとか倒産するとか

あり得るリスクですから。

どこかの国の政策転換、どこかの国の為替介入

どこかの国の災害、どこかの国の戦争や紛争

そんなこともリスク要因になりかねません

もちろんNISAも自己責任なんですよ

損をしたからって、推奨した国は一切助けてくれません

やるな、なんて言いません

あなたのお金ですから、どうぞご自由に。

私の場合、そんなに大きな金額ではありませんが

お金の増減に翻弄された経験からすると

楽をして得たお金は身につきません、結局のところ。

古い考えかもしれませんが

お金は何らかの労力の対価として頂くのがいちばんスッキリする

そういう意味では、年金も給付金もどうかな?と思いますが

それはまた別の話。

お金は活かすもの

そう思えるならばNISAも十分に活用できます

最後に蛇足ですが

なぜ今になって国が投資を推し進めるのか

そこも考えた方がいいと思います

メリットとデメリットをキチンと広報していればとりあえずOKです

ではまた明日

おやすみなさい