【たかがヒト、されどヒト。】
養老孟司さんの『ヒトの壁』を読んでいます
まだ読み始めたばかりですが、面白いです
38ページ【人生の価値を高めるためには】
令和二年の小中高生の自殺者の増加に触れ
「価値観を情勢に応じて自分で変え自分なりに持つ。それを自立といい成熟という」
「すでに構築されたように見える社会システムに寄りかかってもいいけれど、それならそのシステムと共倒れになる覚悟が必要ではないか。戦時下の日本がそうだった」
41ページ【統計数字が事実になる時代】
コロナによる本日の死者何名は「神様目線、上から目線」であるとし
「数字は明らかに抽象であって自分の目で確認した事実ではない。つまり意識の変形」
「意識に振り回されると、日常が茶飯事つまり些事になってしまう」
「意識がすべてではない。体があってこその意識」
47ページ【人を相手にすると疲れる】
「日常を生きて行くとき排すべきなのは神様目線。それが生存に有効になるような社会を構築すべきではない」と提言したうえで
「今は人間関係ばかり。相手の顔色をうかがい過ぎていないか」
「対人より対物で生きる方が幸せだと感じる人は多い」
今の社会システムはどうなんですかね
数字に振り回されてるのが現実ですね
人しかみえてませんね😷😅
養老さんの『壁シリーズ』は読んだはずですが内容は忘れてしまいました😆
この本はとてもわかりやすく今だからこそ読んでおきたい本だと感じます
日常を取り戻すためのヒントが見つかるかもしれませんよ
とりあえず花鳥風月を主題とした文学に触れることをお勧めします
今日は本の紹介でした😊