【ジャッジを下す覚悟】
以前あるスポーツの審判を務めていました
大変厳しい社会ではありましたが
とても貴重な経験を得ることが出来ました
審判とは、それはだめだよとジャッジを下すのが仕事のひとつです
審判に求められる資質はいくつもありますが
何よりも信頼と威厳です
威厳について
偉そうに威張るということではありません
むしろ謙虚で目立たないのが良いのです
威厳と言うのは
失敗にも動じない強さ、ということです
審判と言えどもミスはするのです
その時にアタフタせずに潔くミスを認め的確に対処する術があるかです
または、ミスを引きずらずに、あたかも何もなかったかのように冷静な顔で次に進める度量があるかです
ミスをする度に、やっちまった~という顔をしていては選手も監督も不安になるのです
双方のチームからあたたかい労いを受けることが出来れば、ある意味合格です
思い返せば、苦い経験の方が多いですけどね😭
何度か涙が出るくらい感動した試合もありました
自分よく頑張ったなぁと思います
心臓に毛どころか、鋼の心臓を手に入れたかもです😆
泰然自若であること
不動心であること
それは、そうであることが難しいからこそ
そうであろうと自身を律することであり
そうあることを自らに課すことが
審判である資格
これは私の師匠から言われたこと
私、どんだけ失敗が顔に出ていたかってことですな😅
審判稼業を終えてすっかり緊張感もなくなって
ああぁぁ~やっちゃった💦テヘペロ😋な毎日ですが
未だに心臓は鋼なので圧力には動じませんよ!
もうジャッジはしませんが物事を見定める目は鍛えられました
礼儀正しく謙虚で清々しく公平であり
かつ、半歩先を見据える余裕と、冷静にして厳しい目
それを追い求めた人生の1ページ
懐かしい思い出
おやすみなさい