けめこの綴り帳

不良ばぁばの胸のうち

わたしのために

母が残したもので多いのが和服と洋服で

遺品を整理している時にいいなと思ったのは

仕立ててもらった洋服だった

親戚のおばさんに洋裁が得意な人がいて

デザインも上品で洒落ている

試しに私が着てみるとサイズもピッタリ!!

祖母も手の利く人で裁縫もしたし編み物もしたという

母が子どもの頃はほとんどが親の作った服

これって、実はとても贅沢なことだ

そう言えば父の背広もほとんどがオーダーメイドで

昔はなじみの洋服屋さんがいた

わが家は決して裕福な家ではなかったけれど

昔は庶民相手の仕立て屋さんがいたし

内職みたいに洋服を作る人もいた

わたしのクローゼットは既製品ばかりで

高い服も数着のブランド品もあるけれど

なんとなく愛着がわかないのは

作り手の姿がわからないからなのかな

わたしのためだけに作られたもの

わたしのためだけに作ってくれた人

そういうものはなかなか捨てられない

 

長いお休み中にいろいろ考える機会がありまして

いろんなことを少しずつ変えていこうかと思います

ちょっと違う世界へ

たぶん行きたかった世界へ

なんてね😊

ではまた明日