けめこの綴り帳

不良ばぁばの胸のうち

叱る

今日の話はどう書こうかチョット思案しているのだけど…。

 

若者の悪戯やおふざけやチョット度を越した行為なんて

昔もあったはずなんだよね。

しょーもねぇ奴、あきれる奴、いたよ。

今と昔とで違いがあるとすれば

叱ってくれる人がいた、ということ。

時には拳骨やビンタなんかが飛んできた。

そんな年寄りや親や先生がいた。

 

いつからか

叱ることは悪いこと

子どもはほめて育てましょう

そんな世の中になっていないか。

叱られたことがその子のトラウマになるなんて私は思わない。

仮にトラウマになったのだとしたらそれは

叱った者が未熟であったのではないか。

叱り方を知らない大人がいるのも事実。

別に叱り方というマニュアルがあるわけではない。

叱るというのは

物事の善悪を分からせ

していい事してはいけない事の判断をさせ

場合によっては謝罪と反省を求めるもの。

叱るというのは

その行為に対して発するものであり

決して人格を否定するものではない。

 

叱らない、のは不親切。

叱られないのは、悲しいことだ。

 

我関せずの軽薄な人間社会の中で

子どもであれ大人であれ

誰かを叱る、というのはとても濃厚な接触になる。

面倒くさいし厄介なことにもなりかねない。

叱ることも叱られることも放棄した社会は

真の大人になれない幼稚な大人ばかり。

 

叱りたくても叱れないのは

大人になっていない証拠。

そんなことを考えた夜

 

柄にもなく真面目な夜😆

おやすみなさい